監督は何の意図があって自分をショートに回したのか?それは20年経った今でもわかっていない。だが、ここから自分の内野手としてのスタートとなる。外野と違い縦横の細かい動きがあるし、連携プレーが多いので内野同士の声掛けも重要になる。そしてセカンドランナーがいる場合ピッチャーにも牽制サインを出すなどコミニュケーションが非常に重要になるポジションだ。
内野手に転向してからとにかくゴロ捕球を反復した。腰を低く構えてスタートの第一歩が鍵となる。スローイングはとにかく悪送球になってもいいから思いっきり投げろと言われた。
ショートというポジションは肩も強くないといけないポジションだ。時にはサードの後ろからの遠投が見せ場とも言えるポジションだ。そして自分は当時肩は弱かったのだ。身体も細くバッティングも相変わらず軟弱だったから余計にコンバートの意図が謎だった。
だがショートにコンバートしてから徐々に試合で使って貰えるようになった。先発出場は無いが途中出場でショートに入ったり、時にはサードに入ったりと内野手経験を積ませてもらった。ミスもたくさんした。自分のエラーでサヨナラ負けをした悔しい経験もした。